アトリエのある住宅

鶴岡中心部の商店街に建つこの建築は、前面道路に直角で奥に長い土地形状に面白さを感じた事から計画が始まりました。
道路面を正面にして並ぶ商店群は、道路に対して長い壁を作り出しているようにも見え、その壁をえぐるように奥へと伸びた敷地が視線の立体感を生んでいるように思えました。敷地の特性を活かそうと、敷地奥には庭を配置し、ガラスを通して街路樹と庭の緑を視線上結びつけています。その視線上に、アトリエ、土間、リビング、ダイニングがレベル差を持って連続する構成にしています。
中央の土間スペースに設けた吹抜けにはスカイライトが設置され、日照条件の良くないこの建築に光を届けてくれます。
構造:RC造 2階建て
延べ床面積:150.3㎡ (45.46坪)屋上あり
施工会社:鶴岡建設